千葉県袖ケ浦市

千葉県袖ケ浦市で暮らす

鬼怒川河川敷の桜

千葉県袖ケ浦市の住みやすさをまとめました

千葉県袖ケ浦市はどんなところ?

氏家ゆうゆうパーク

農業が盛んな静かな田園地帯であり、のどかな自然環境が特徴の街『袖ケ浦市』

袖ケ浦市は、千葉県の中西部にあり、面積は約94.92平方kmです。
東側は市原市と、南側は木更津市と隣接しており、北側と西側は東京湾に面しています。
人口は約6.6万人、世帯数は約2.9万世帯です。(2024年4月時点)
袖ヶ浦市は、千葉市までは約25㎞、東京都心までは約30〜40㎞の距離にあり、東京湾に面した北西部はそのほとんどが埋立地で、内陸は袖ヶ浦台地となっています。
袖ケ浦市内の北西部をJR内房線、南部をJR久留里線が通り、各駅を周辺を中心に市街地が形成されており、東京湾に面した北西部は石油化学コンビナートを中心とした大規模な工場の立ち並ぶ工業地帯となっています。北東部は豊かな自然が残る地域で、内陸部は田園地帯が広がり、東部はゴルフ場やキャンプ場などが複数あります。

1997年に、お隣の街である木更津市と神奈川県川川崎市を結ぶ東京湾アクアラインが開通した事により、神奈川県や東京都へのアクセスの各段に上昇した事と、周辺地域より地価が安い事が注目され、都心からの移住者が急増し、右肩上がりで人口が増え続けている街という人気があります。袖ケ浦インターチェンジに設置されている袖ヶ浦バスターミナルからは、アクアライン経由の高速バスが各方面へ多数発着しており、羽田空港まで最短22分となっています。

袖ケ浦市内の歴史は、江戸時代より房総往還や久留里往還などの脇街道が整備され、現在のJR袖ヶ浦駅周辺は房総往還の宿場街として発達していました。
大正時代~昭和初期は、鉄道が開通した事により人と物の流通が活発となり、海や山などの自然資源を活用した観光業が発展していました。
昭和中期の1955年、長浦村・昭和村・根形村が合併して袖ヶ浦町が誕生しました。
その頃から海岸の埋め立て事業が進み、海水浴場や漁場があった場所に工場が立ち並んでいきました。
平成期の1971年に、袖ヶ浦町は平川町と合併、その後の1991年に袖ヶ浦町は人口5万人を超え、市制を施行して「袖ケ浦市」が誕生しました。
現在の袖ヶ浦市は、「みんなでつくる人つどい 緑かがやく安心のまち袖ケ浦」をスローガンに、JR内房線袖ヶ浦駅前を中心に新たな街づくりが進んでおり、周辺にはショッピングモールやビジネスホテル、医療機関などが続々と開発され今後ますますの発展が期待される街として注目を集めています。
街を代表するテーマパークは東京ドイツ村です。東京ドーム約19個分の広大な敷地にパークエリアやカントリーエリアなどがあり、アスレチックで遊べたり動物と触れ合えたりイベントを開催したりと多彩なアトラクションやイベントを楽しむ事ができます。中でも一番人気は、冬の期間に開催されるウインターイルミネーションで毎年異なるテーマに沿った豪華な光と音のショーや虹のトンネルなど見どころ満載のイベントで、たくさんの観光客が訪れます。

千葉県袖ケ浦市のPR動画

袖ケ浦市観光プロモーションビデオ

千葉県袖ケ浦市の交通事情はどう?

氏家駅西口

電車も通っているが、車を利用することが一般的な街『袖ケ浦市』

袖ケ浦市には、JR内房線とJR久留里線の2路線が走っており、JR内房線には『袖ケ浦駅』『長浦駅』、JR久留里線には『横田駅』『東横田駅』の4駅が存在します。
袖ケ浦市の幹線道路は、北西部の沿岸エリアを通る国道16号線、南部を通る国道409号線・410号線があります。また、東京湾アクアラインや東関東自動車道館山線も通っています。
市内で利用できる路線バスは、日東交通・小湊鉄道が運行しています。また、東京駅・新宿駅・横浜駅・川崎駅・品川駅・渋谷駅・羽田空港などへ運行する高速バスも利用できます。

  • アクアラインが通っており都心に出やすいです。各方面への高速バスも出ていて便利です。

  • 電車は本数が少なく、強風などで運転を見合わせる事も多く不便な場合があります。

  • 千葉県袖ケ浦市の家賃・住宅・土地相場はどう?

    国道4号線

    家賃相場や土地相場は比較的低めで、都心部に比べてリーズナブルな価格帯が多い街『袖ケ浦市』

    不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1DKで6.6万円程度、2LDKで10万円程度です。土地の平均坪単価は約24万円/坪程度となっています。

  • 手頃な価格で広い住居を手に入れられる点や自然豊かな環境、都市部へのアクセスの良さが魅力です。

  • 新興住宅地や開発地域では、地価の変動が大きい場合があります。将来的な不動産価値の安定性については注意が必要です。

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    千葉県袖ケ浦市の子育て・教育はどう?

    お丸山公園

    保育園や子育て支援が充実し、子育て世帯に優しい街『袖ケ浦市』

    袖ケ浦市内には、保育園が8園、幼稚園が9園、小学校が12校、中学校が5校、高校が4校、短大・大学が1校、専門学校が2校あります。
    小児医療費助成は、0歳~18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限200円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。(一部対象外あり)また、1つの医療機関で、月ごとに入院11日、通院6回以降は自己負担を無料としています。
    児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)

    袖ヶ浦市には他にも充実した子育て支援があります。
    袖ヶ浦市では、子育てや教育環境の充実に取り組んでおり、様々な支援制度を実施しています。例えば直近の10年間で保育施設の新規開設や既存保育施設の定員拡大に取り組み保育定員を約2倍に拡充したり、休日保育や病児保育の充実にも取り組んでいます。
    また、令和6年4月からこども家庭センターを新たに設置し、子育てを総合的に支援する窓口として配置しています。
    教育面では、図書館を使った調べ学習の推進や、通常の学級担任とは別に教員を配置するなどサポート体制の強化を図っています。

  • 袖ヶ浦市は自然が豊かで公園や緑地が多く、子どもたちがのびのびと遊べる環境が整っています。

  • 子どもが自立して学校や習い事に通う際、公共交通機関の便が悪い地域があり、特に夜間や休日の本数が少ないため、不便さを感じることがあります。

  • 千葉県袖ケ浦市のお買い物

    道の駅喜連川

    ショッピングモールからスーパーまで揃っており、日用品には困らない街『袖ケ浦市』

    袖ヶ浦市には、ショッピングモールやスーパー、道の駅などが点在しており、日用品のお買い物には困らない地域となっています。
    JR内房線袖ケ浦駅周辺は急速な市街地化が進んでおり、分譲マンションや医療機関、ビジネスホテルなどの建設が進み、ファミリー層を中心に人気の街として注目されています。
    そんな注目のエリアに2019年7月にオープンしたのがゆりまち袖ケ浦駅前モールです。駅北口エリアの約10,000坪に広がる同施設には、食品スーパーのせんどうをはじめ、飲食店、ドラックストア、学習塾、温泉施設など20を超える店舗が出店する商業施設として地域の活性化に寄与しています。
    そのほか市内には、イオン、コープなどをはじめ約5店舗のスーパーがあります。

  • 隣町の木更津市にあるアウトレットモールが近く、衣料品などの購入に利用できます。

  • 車でしか行けないような場所にお買い物施設が多く不便な場合があります。

  • 千葉県袖ケ浦市の仕事・求人はどう?

    地域内の小売業や農業関連の仕事が中心の街『袖ケ浦市』

    袖ケ浦市の平均年収は350万円です。
    袖ヶ浦市では、東京湾に面した地形を活かし、昭和40年台から京葉工業地帯が形成され、工業を中心とした産業が盛んです。特に火力発電所をはじめとしたエネルギー分野や石油化学系の企業が多数立地しており、製造部門や研究開発部門などに多くの人が従事しています。一方内陸部では、緑豊かな農業地帯や肥沃な台地が広がっており、稲作や畑作、酪農などが盛んに営まれています。
    医療、介護、教育、保育などの求人や、商業施設を中心とした飲食、販売、サービスなどの求人需要も広がっています。
    アクアラインや鉄道を利用して都心方面へ通勤する世帯も多く、近年では、静かな住環境を求め、在宅ワークを前提とした移住先としても注目を集めています。

  • 近年工業団地の発展や商業施設の増加により経済成長が進んでおり、製造業やサービス業など多岐にわたる職種で求人が増加しています。

  • 東京都心部に比べると同じ職種でも賃金水準がやや低い傾向にあり、収入面での不満を感じることがあります。

    千葉県袖ケ浦市の独自の助成・補助金制度

    千葉県袖ケ浦市の独自の移住支援制度

    千葉県袖ケ浦市の独自の住宅助成・住宅補助金制度

    千葉県袖ケ浦市独自の子育て支援制度

    千葉県袖ケ浦市の独自の進学及び学費助成・補助金制度