千葉県市川市
千葉県市川市で暮らす
千葉県市川市の住みやすさをまとめました
目次
千葉県市川市はどんなところ?
農業が盛んな静かな田園地帯であり、のどかな自然環境が特徴の街『市川市』
千葉県の北西部にあり、面積は約57.45平方kmです。
北側は松戸市と、東側は鎌ヶ谷市・船橋市と、南側は浦安市と、西側は東京都江戸川区・葛飾区と隣接し、南部は東京湾にも面しています。
人口は約49.2万人、世帯数は約25.6万世帯です。(2024年1月時点)
東京都心までは約10~20㎞、千葉市までは約20㎞の距離にあります。
地形は、北東部は下総台地の一部で標高20mの台地が広がり、川沿いは谷地が複雑に形成されています。西部は海岸縦低地となっており、江戸川や旧江戸川を隔てて東京都と隣接しています。南部は一部埋立地となっており海抜5m程度の平坦地で、東京湾に面するエリアは海沿いに続く京葉工業地帯の一部を有しています。
市川市は、比較的交通網が発達した地域であり、市域の南部には東西線と京成本線、中央部をJR総武本線と京葉線が東西に通っています。また東京都心部へも近いためベッドタウンとして人気を集めています。
市川市域に人が住みはじめた歴史は古く、街の北部にあたる台地には縄文時代から人々が住んでいた事が推測できる貝塚が発見されています。また、様々な遺跡や古墳など数多くの史跡が残されており、賑やかな地域であった事がわかります。
江戸時代には、製塩業がさかんになり江戸川の水運や成田街道、江戸川の渡しと関所のあった市川や、宿場町の八幡などが栄えました。また、行徳から原木には多くの寺院が建てられました。
明治時代に入ると国府台には軍隊が駐屯し、第二次世界大戦の終戦まで軍隊の街として栄えていました。この頃、鉄道路線の総武線や京成線の開通により、住宅地が増え人口も急増していきました。
昭和に入った1934年、市川町、八幡町、中山町、国分村が合併して市川市が誕生しました。
戦時中は空襲に遭い大きな被害を受けますが、戦後徐々に復興を遂げ、1956年に大泊村、行徳町、南行徳町を編入し現在の市域となりました。
現在の市川市は、主要駅である本八幡駅や市川駅、行徳駅などを中心に、住宅街や高層マンション、商業施設や商店街が集積する賑やかな地域がある一方、北部では歴史ある寺社仏閣や自然が広がる地域、南部の臨海部は工業地帯が広がる地域と多彩なエリアを有する街となっています。
また、江戸川に近い国府台エリアは、かつて国府台城や旧陸軍の施設が置かれた地でしたが、現在では国立国際医療研究センターや大学、私立学校などの教育機関が集積する地域となっており、文教地区としての起点となっているエリアです。
市内には観光スポットも多数あります。
葛飾八幡宮は、1000年以上前に建てられた歴史ある神社で、数多くの史跡や文化財が残されています。樹齢1200年以上と言われる「千本いちょう」は国の天然記念物に指定されている圧巻のご神木です。春にはたくさんの桜が咲く事でも有名でお花見シーズンにはたくさんの利用客で賑わいます。
市川市動植物園は、動物園と植物園が統合している施設です。ウサギやモルモット、ミニブタなどの小動物と触れ合う事もできる「なかよし広場」や、遊具もあるので小さいこどもから楽しめる施設です。その他にも、ニホンザルやオランウータン、レッサーパンダなどたくさんの動物と出会える観光スポットです。
千葉県立現代産業科学館は、京成本線鬼越駅から徒歩9分の位置にある施設で、プラネタリウムや、雷や竜巻などの実験装置など多くの科学体験をする事ができます。中学生以下は無料で入れる人気の施設です。
市川市を代表するイベントは市川市民納涼花火大会です。毎年8月に市川市と東京都江戸川区で同時開催される花火大会で、約14,000発の花火をテーマごとに変化する音楽と演出が盛り上げます。特にフィナーレのナイアガラの滝は圧巻で、当日は身動きがとれないほどの人でごった返すイベントとして有名です。
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千葉県市川市の交通事情はどう?
電車も通っているが、車を利用することが一般的な街『市川市』
市川市にはJR総武線、JR京葉線、JR武蔵野線、京成本線、東京メトロ東西線、北総鉄道北総線の6路線の電車が走っています。
市川市には駅は15駅があり以下になります。
本八幡駅 | 都営新宿線・JR総武線 |
市川駅 | JR総武線 |
京成八幡駅 | 京成本線 |
市川真間駅 | 京成本線 |
鬼越駅 | 京成本線 |
国府台駅 | 京成本線 |
菅野駅 | 京成本線 |
市川塩浜駅 | JR京葉線 |
二俣新町駅 | JR京葉線 |
行徳駅 | 東京メトロ東西線 |
妙典駅 | 東京メトロ東西線 |
南行徳駅 | 東京メトロ東西線 |
市川大野駅 | JR武蔵野線 |
北国分駅 | 北総鉄道北総線 |
大町駅 | 北総鉄道北総線 |
市川市の幹線道路は、市の中心を東西に横断する国道14号線と市の北西部を走る国道464号線(北千葉道路)があります。また、外環道である国道298号線や東京湾岸道路の国道357号線などもあり、車の交通網が充実しています。
高速道路は、首都高速湾岸線・京葉道路・東関東自動車道があり、市川市内から乗り入れすることができます。
市川市内で利用できる路線バスは、京成バス・京成バスシステム・京成トランジットバス・東京ベイシティ交通・市川市コミュニティバスが運行しています。また、市川駅と羽田空港を結ぶ羽田空港リムジンバスも運行しています。
鉄道網が充実しており、通勤通学はどの方面へ行くにも便利です。
車移動は、広い道では渋滞が発生しやすく、脇道は狭くてすれ違えないような場所が多いです。
千葉県市川市の家賃・住宅・土地相場はどう?
家賃相場や土地相場は比較的低めで、都心部に比べてリーズナブルな価格帯が多い街『市川市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで7.8万円程度、2DKで10.7万円程度です。 土地の平均坪単価は約140万円/坪程度となっています。
メリットメリットメリットメリットメリットメリット
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千葉県市川市の子育て・教育はどう?
保育園や子育て支援が充実し、子育て世帯に優しい街『市川市』
市川市内には、保育園が71園、幼稚園が39園、小学校が40校、中学校が20校、高校が15校、短大・大学が7校、専門学校が1校あります。
小児医療費助成は、0歳~18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限300円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。(一部対象外あり)また、同一医療機関で同一月の受診において、入院11日、通院6回以降は自己負担金が無料です。
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
市川市は独自の子育て支援も充実しています。
「出産・子育て応援給付金」は、伴走型相談支援として妊娠届出時や妊娠8ヶ月頃をめやすに、保健師や助産師など専門の職員に子育てに関する相談ができる支援制度です。
また出産後は「新生児1~2か月児訪問」では自宅を訪問しアンケートを実施しながら、子育てに関する情報の提供や相談にのってもらう事ができます。
さらに、経済的支援として妊娠届出時に面談を行った世帯に対し、妊娠1回につき5万円(出産応援給付金)、新生児・1~2か月児訪問時に面談を行った世帯に対し対象児1人につき5万円(子育て応援給付金)を支給します。
「子育て応援アプリいちかわっこアプリ」では、子育て世帯に必要な情報が収集できたり、お子さんの予防接種のスケジュール管理ができたりする便利なツールです。
「病児・病後児保育」では、子どもが病気になった際、保護者の就労などにより育児できない場合、市内の病院や保育施設で子どもを一時的に預かってもらう事ができる支援制度です。生後57日目〜小学校3年生までのこどもが利用する事ができます。
「第2子以降無償化」では、令和5年10月から市内の保育園やこども園などで、0~2歳クラスに在籍する第2子のお子さんを対象に保育料を無料とする支援制度です。
「小学校給食費無償化」では、令和5年1月から市内の市立学校に通う児童生徒の学校給食費(小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校)を無料にする支援制度です。
「こども食堂」は、地域のボランティアが子どもたちに無料または安価で栄養のある食事を提供する場所です。市内約21か所の施設で、食事の提供に加えて、子ども達の遊び場の提供や学習支援、地域の人々との交流の場を提供する支援制度です。
「地域子育て支援センター」では、0歳~就学前までの子どもと保護者を対象に、遊んだり交流したり情報交換できたり、自由に利用できる場です。市内11ヶ所の施設で、保育園に併設されている場所もあり保育士に気軽に育児相談ができ、子育て中の仲間を見つける事もできる施設です。
「放課後子ども教室」では市立小学校の空き教室などを使用して、安全に遊んだり学習できる場を提供する事業です。市内の小学生を対象に無料で利用できる制度です。
教育施設のレベルが高く、中学から私立受験をする世帯も多いです。塾などの施設も多く充実しています。
待機児童が多い地域です。希望する保育園に入れず、費用の高い施設に入れざるを得ない世帯も多いです。
千葉県市川市のお買い物
ショッピングモールからスーパーまで揃っており、日用品には困らない街『市川市』
市川市内は主要鉄道駅である本八幡駅や市川駅、行徳駅などを中心に商業機能が集まっています。ショッピングモールをはじめ昔ながらの商店街、ドラッグストア、ホームセンター、家電量販店なども複数あり、競合店が多いため比較的物価が安く、徒歩で行ける場所にあるのも魅力的な地域です。
ニッケコルトンプラザは、本八幡駅と下総中山駅の間にある大型ショッピングモールで、衣料品や雑貨、映画館や食料品が複数入る施設で、大型の駐車場のあり車でのアクセスも良好です。
シャポー本八幡は本八幡駅直結の商業施設で、飲食店や雑貨、衣料品など多数のショップが入っています。電車を待つ時間に利用できるカフェや本屋さんなどもあり、常に利用客で賑わう人気の施設です。
道の駅いちかわは、北総鉄道北総線北国分駅まで徒歩19分の位置にあり、2018年にオープンした比較的新しい施設です。オシャレな外観に、地元で採れた野菜や加工品、カフェやレストランなどが販売されています。秋には特産品である梨が並べられ目当ての利用者で賑わいます。
そのほか市内には、マルエツ・ワイズマートなどをはじめ約58店舗のスーパーがあります。
各駅前が発展している場所が多く、日用品の購入はほぼ駅前で済むためとても便利です。
おしゃれな衣料品やハイブランドの商品が購入できる場所が少ないです。
千葉県市川市の仕事・求人はどう?
地域内の小売業や農業関連の仕事が中心の街『市川市』
市川市の平均年収は404万円です。
市内は臨海部の京葉工業地帯を中心に、金属や鉄鋼、石油などの重工業がさかんです。
内陸部には中小企業が集積しており、衣料品や食料品などの生活関連産業が盛んです。
上記に関連する求人が一定数見込まれます。
また、主要駅である市川駅、本八幡駅などを中心に商業施設や行政施設が集積しています。
さらに、文教都市としても有名で教育機関が多数ある地域でもあり、生活に密着した求人も充実したエリアと言えます。
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