千葉県大網白里市
千葉県大網白里市で暮らす
千葉県大網白里市の住みやすさをまとめました
目次
千葉県大網白里市はどんなところ？
歴史と自然が調和する、豊かな暮らしが広がる街『大網白里市』
大網白里市は、千葉県の中部にあり、面積は約58.08平方kmです。
北側は九十九里町・東金市と、南側は茂原市・長生郡白子町と、西側は千葉市と隣接しています。また東側は太平洋に面しています。
人口は約4.7万人、世帯数は約2.2万世帯です。（2024年8月時点）
大網白里市は東西に細長く、西部は緑豊かな丘陵地帯が広がり、中央区は広大な田園風景を見ることができる地域、太平洋に面する東部は日本最大級の砂浜海岸である九十九里浜海岸の南西部に位置する豊かな自然に囲まれた都市です。
大網白里市の西部から南部にかけてJR外房線が通り、JR外房線大網駅から東京まで特急わかしおを利用すれば約50分、JR京葉線快速で約60分と交通アクセスが良く、通勤・通学にも便利なエリアです。
大網白里市の歴史は、2〜3万年前から人々が住んでいたと見られており、大網山田台遺跡群や砂田遺跡群などをはじめとした旧石器時代の遺跡が数多く発見されています。
江戸時代には徳川家の支配下におかれ、下総や上総一帯では鷹狩りなどが行われていました。
明治時代に入ると、宮谷本国寺に県庁が置かれ、木更津県が設置されるまでの2年9ヶ月の間、宮谷県庁として機能し千葉県発祥の地の一つともされています。
また1896年（明治29年）にこの地に初となる房総鉄道が開通すると、人と物の交流がさかんになり近代化が進んでいきました。
昭和期の1954年に、２町１村が合併し大網白里町が誕生しました。
その後は、豊かな自然や海に面した地域性を活かした農業や漁業な一次産業を中心とする地域でしたが、高度経済成長期には、中枢部へのアクセスの良さが注目され、千葉市や東京都心のベッドタウンとして発展していきました。
昭和後期には、鉄道の交通アクセスがさらに向上するとともに宅地化が進み人口が急増していきました。
平成期の2013年、市制を施行して「大網白里市」が誕生しました。
外房の玄関口と呼ばれる東部の太平洋に面する地域では、海水浴やマリンスポーツなどのアクティビティが楽しめます。
大網白里市を代表するスポットである白里海岸は、約3.5㎞にわたる海岸線で、「白里海水浴場」では海水浴やマリンスポーツが楽しめるほか、元旦には初日の出スポットとして数多くの人が訪れる場所としても人気です。
また、葉県指定史跡「宮谷県庁跡」の「本國寺」や、縣神社にある県内最古の「板絵馬著色武者絵」を代表する「絵馬」など、数々の文化資源が点在している地域としても有名です。
千葉県大網白里市のPR動画
おいでよ大網白里市へ
大網白里市プロモーション動画
千葉県大網白里市の交通事情はどう？
電車、バス、車…どこへ行くにも便利！交通のアクセス抜群の街『大網白里市』
大網白里市は、JR外房線とJR東金線が利用できる2つの駅（大網駅、永田駅）があり、小湊鐵道・千葉中央バス・九十九里鐵道の路線バスや市内主要施設を巡回するコミュニティバスが運行しています。
さらに、東京駅や羽田空港への高速バスも利用できるほか、九十九里有料道路・東金九十九里有料道路（白里IC）と首都圏中央連絡自動車道（大網白里SIC）の2つの高速道路出入口や、国道128号・409号が通るなど、交通の利便性が高い地域です。
電車で快速電車を利用すれば東京まで1時間弱のため、通勤・通学が比較的スムーズです。
郊外や駅から離れた地域が多く、車がないと日常の買い物や通勤・通学の移動が困難になる場合があります。
千葉県大網白里市の家賃・住宅・土地相場はどう？
駅近の新築マンションも魅力的！住みやすい環境と手頃な価格が魅力の街『大網白里市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1DKで5.4万円程度、2LDKで8.7万円程度です。
土地の平均坪単価は約12.6万円／坪程度となっています。
都心部や千葉市に比べて家賃や土地の価格が低い傾向にあります。また自然豊かな環境が多く緑や公園に囲まれた落ち着いた生活が送れます。
一部の地域ではインフラ整備が遅れており、水道やガス、道路などの生活基盤が整っていない場合があるため快適な生活が難しいことがあります。
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千葉県大網白里市の子育て・教育はどう？
手厚い子育て支援で子どもたちの笑顔が輝く！安心して子育てができる街『大網白里市』
大網白里市には、保育園が5園、幼稚園が6園、小学校が7校、中学校が3校、高校が1校あります。
小児医療費助成は、0歳～18歳以下（18歳到達後の3月31日）までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限300円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。（一部対象外あり）また、1つの医療機関で、月ごとに入院11日、通院6回以降は自己負担を無料としています。
児童手当として、３歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。（一部所得制限あり）
大網白里市では子育て世帯をサポートする様々な支援制度を実施しています。
例えば市内小中学校の、学校給食費の一部を助成したり、第3子以降の給食費を無償化しています。給食関連では、市内すべての小・中学校が自校にある給食室で調理しており、出来立ての美味しい給食の提供を実現しています。
また、チャイルドシートを無料で貸出する制度や、通学に路線バスを利用している中学生〜大学生を対象に定期券購入費用を一部補助するなど、子育て世帯の経済的負担軽減を目指しています。
大網白里市のすべての学校で学童保育や放課後子ども教室を実施していたり、すべての保育施設で延長保育を実施していたりと、子どもの預け先に困る事のないようなサポートも万全です。
市内の保育施設は待機児童の問題が比較的少ない地域で、預け先を見つけやすい環境です。
高校が少なく進学先の選択肢が限られたり、費用がかさんだりする傾向にあります。
千葉県大網白里市のお買い物
大型スーパーや直売所も充実！暮らしを便利にするショッピング施設が揃う街『大網白里市』
大網白里市のお買い物施設は、西部のJR駅や国道沿いを中心に、大型スーパーや家電量販店、ホームセンターなどが点在しています。
また農業がさかんな地域性を活かした農産物直売所などもあり、新鮮な野菜や果物を手に入れやすい環境です。
市内には、ベイシアをはじめ約5店舗のスーパーがあります。
新鮮な地元産の野菜や果物を購入できる直売所や地元市場があります。地産地消を楽しみたい方には魅力的です。
都心部に比べると専門店や大型商業施設の数が限られており、特定の商品やブランド品を購入する際には市外へ出る必要があります。
千葉県大網白里市の仕事・求人はどう？
農業、水産業からサービス業まで！多様な仕事が選べる、暮らしやすい街『大網白里市』
大網白里市の平均年収は325万円です。
大網白里市の主要産業は、市域の中部では農業、太平洋に面する東部では水産業がさかんです。西部はJR駅や主要道路周辺を中心に商業施設や住宅地が立ち並ぶ地域で、小売業や飲食店業関連の求人が比較的多い地域となっています。
そのほか、教育施設や保育機関、医療機関や介護関連など生活に密着した職種の求人が一定数あります。
市内の求人情報はハローワークや民間の求人媒体、新聞折込などで情報を得る事ができます。
また、大網白里市では就業に関する様々な支援事業も展開しており活用する事ができます。
鉄道網が比較的発達しており、東京都心や千葉市内まで通勤アクセスが良いため広範囲にわたる求人に応募できる環境にあります。
都心部に比べて給与水準が低い傾向があります。特にサービス業や農業関連の仕事では、収入が不安定な場合もあります。
