千葉県山武市
千葉県山武市で暮らす
千葉県山武市の住みやすさをまとめました
目次
千葉県山武市はどんなところ？
農業が盛んな静かな田園地帯であり、のどかな自然環境が特徴の街『山武市』
山武市は、千葉県の北東部にあり、面積は約146.77平方kmです。
北側は富里市と、東側は山武郡横芝光町と、南側は東金市・九十九里町と、西側は八街市と隣接しています。また、南東部は太平洋に面しています。
人口は約4.7万人、世帯数は約2.2万世帯です。（2024年7月時点）
千葉市まで約30㎞、成田空港まで約30㎞、東京都心までは約50～70㎞の距離にあり、平野部は九十九里平野に含まれ、日本有数の砂浜海岸である九十九里浜の中央から南側にかけて約8㎞にわたり太平洋に面しています。
夏場の平均気温は26.1℃、冬場の平均気温は4.7℃で、地域によって寒暖差があり内陸部は内陸性気候の比較的寒冷な気候で、南東部は海洋性気候の温暖な気候となっています。
交通面では、日向駅・成東駅・松尾駅と3つのJR駅があり、成東駅から東京駅までは特急電車で約1時間、快速電車や直通の高速バスで約1時間半と比較的アクセスがしやすい立地となっています。また、高速道路の出入口が2か所あるほか、空の玄関口である成田国際空港までも車で約30分と、遠出の移動にも便利な環境にあります。
山武市は、平成期の1943年に成東町、山武町、蓮沼村、松尾町の3町1村が合併して誕生しました。
山武市の南東部には、県下屈指の約66mに及ぶ海岸線を誇る九十九里浜を有し、夏季には5か所の海水浴場が開設されサーフィンなどマリンレジャーを楽しむ人々で賑わいます。中心部から北西部には田園風景が広がる平野部と、森林地帯が広がる自然豊かな丘陵地帯となっています。丘陵地域では、古くからこの地で育てられてきた地域資源である「山武杉」が生育しており、古くから建具材の原材料として高い評価を得ています。
山武市はいちごの一大生産地としても有名で、市内には30軒以上のいちご園があり、特に施設が集中している国道126号沿いは「ストロベリーロード」と呼ばれ、1～5月のいちご狩りシーズンには全国から約30万人が訪れます。
山武市内を代表する観光スポットは、千葉県立蓮沼海浜公園です。広大な敷地に日本一長いミニトレインやキッズジム、ゴーカートを始めとするアトラクションや、小さな子どもから楽しめるミニ遊園地、また夏には県内最大級の規模を誇るプール蓮沼ウォーターガーデンなど、一日中楽しめる市悦が充実している人気の施設です。
この施設で行われる夏の一大イベント山武市サマーカーニバルは、華やかなサンバ隊の行進やダンスをはじめとするミニステージなど、様々なイベントが開催される賑やかなお祭りで、フィナーレでは約1,500発の花火が夜空を彩ります。
山武市内のパワースポットとして有名なのが浪切不動院です。標高30mの小丘「石塚山」の中腹に建てられた赤い本堂が目印の建造物で、かつては本堂の真下まで海があり、波を切る巌のうえに建てられたことから名がついたお寺です。
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千葉県山武市の交通事情はどう？
電車も通っているが、車を利用することが一般的な街『山武市』
山武市は、ＪＲ総武本線・ＪＲ東金線の２路線が走っています。ＪＲ総武本線・ＪＲ東金線の２路線が停車する『成東駅』とＪＲ総武本線の『日向駅』『松尾駅』の３駅は存在します。
山武市の幹線道路は、北東側の横芝光町から南西側の東金市に抜ける国道126号線があります。また、高速道路は首都圏中央連絡自動車道が通っており、山武成東ICと松尾横芝ICから乗り入れができます。
山武市内で利用できる路線バスは、ちばフラワーバス・千葉交通・九十九里鐵道が運行しています。また、東京駅や千葉駅へ運行する高速バスも利用できます。市内の主要施設を巡回するコミュニティバス「山武市基幹バス」や「芝山ふれあいバス」が運行しているほか、成田空港へ運行する「空港シャトルバス」も利用できます。
山武市は自然に囲まれた地域でありながら、都心からのアクセスも意外に近く交通網も整備されています。東京駅からJR総武本線成東駅までは快速で約90分、特急しおさいを利用すれば約70分でアクセスできます。
また、高速道路のインターチェンジが２か所あり、また成田空港まで高速バスがでているなど、遠出するのに便利な交通網を有している地域です。
主要道路は比較的整備されており、高速道路なども整備され自動車での移動がしやすいです。
電車やバスの本数が少なく、公共交通機関のみでの移動は不便な場合が多いです。
千葉県山武市の家賃・住宅・土地相場はどう？
家賃相場や土地相場は比較的低めで、都心部に比べてリーズナブルな価格帯が多い街『山武市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1DKで5.7万円程度、2DKで7.0万円程度です。土地の平均坪単価は約5万円／坪程度となっています。
都心部に比べて家賃が比較的低く、広い物件や一戸建てが手頃な価格で見つかりやすいです。
自然環境が豊かである反面、洪水や地震などの自然災害リスクが存在し、特に河川の近くや低地では災害対策が必要です。
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千葉県山武市の子育て・教育はどう？
保育園や子育て支援が充実し、子育て世帯に優しい街『山武市』
山武市内には、保育園が10園、幼稚園が6園、小学校が11校、中学校が4校、高校が2校あります。
『小児医療費助成』は、通院・入院ともに18歳以下（18歳到達後の3月31日）までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。
児童手当として、３歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。
山武市では、子育てや教育に関する支援が充実しています。
例えば、若い世帯の結婚生活を応援するため、結婚をきっかけに新たに住宅を購入したり増改築する際にかかる費用や引っ越し費用の一部を補助する制度を実施しています。
子育てに関しては、妊娠前から出産後の産後ケアや乳幼児のサポート、医療費助成、子育て世帯が遊べる施設の充実など子育て世帯を多方面から応援する制度が整っています。
教育面では、いちはやくICT機器（教育のデジタル化）を目指し、情報通信技術を活用したツールを積極的に取り入れて効果的な学びにつなげたり、グローバルに活躍する人材育成を目指した英語教育にも力を入れています。
自然豊かで公園や緑地、自然遊び場が多く、子どもたちが自然と触れ合いながら成長できる環境が整っており、アウトドア活動や自然観察がしやすい点が魅力です。
高校や大学、専門学校などの進学先の選択肢が限られており、進学希望者は市外への通学や引越しが必要になる場合があります。
千葉県山武市のお買い物
ショッピングモールからスーパーまで揃っており、日用品には困らない街『山武市』
山武市のお買い物施設は、国道126号沿いを中心に、食品スーパーやドラックストア、飲食店などが点在しています。
国道126号は別名「ストロベリーロード」と呼ばれ、いちごの一大生産地としても有名な山武市ならではのいちごの直売所が軒を連ねているという特徴もあります。
農業がさかんな地域ならではの直売所や道の駅なども複数あり、『道の駅オライはすぬまをはじめ地元の新鮮な農産物を比較的安価に手に入れる事ができる施設が充実しています。
そのほか市内には、カスミ・セイミヤなどをはじめ約5店舗のスーパーがあります。
地元産の新鮮な野菜や果物、米などを購入できる直売所や農産物直売所が多くあります。
公共交通機関の便数が少なく、車がないと買い物に不便を感じることがあり、特に高齢者や車を持たない人にとっては、買い物が大変になる場合があります。
千葉県山武市の仕事・求人はどう？
地域内の小売業や農業関連の仕事が中心の街『山武市』
山武市の平均年収は289万円です。
山武市は農林業・観光業が主要産業となっています。
農業分野では、30ヶ所以上のいちご狩り観光農園を有しており、いちごを中心とした果樹栽培が盛んです。
林業では、古くから建具材の原材料として使用される山武杉の産地としても知られています。
観光面では、九十九里浜の豊かな自然を利用した一大リゾート地としてサーフィンをはじめとするマリンスポーツがさかんなほか、北西部の山林地帯にはゴルフ場が点在しており、貴重な観光資源となっています。
上記の主要産業に関連する求人を探すには、一般の求人媒体をはじめ新聞折込やハローワークなどで情報を得る事ができます。
そのほか山武市では、移住して就職や起業する人への支援金制度も用意しています。
例えば東京23区から山武市に移住し、千葉県のマッチングサイトに掲載されており求人先に就職した際、2人以上の世帯には100マン江、単身世帯には60万円を支給するなど充実した支援制度を用意しています。
農業、林業、製造業、観光業など多様な産業が存在し、幅広い職種の求人があるため様々なスキルや経験を活かすことができます。
都心部に比べて給与水準が低いことが多く、特に農業や小規模な商店の仕事では、収入が不安定な場合があります。
