千葉県栄町

千葉県栄町で暮らす

鬼怒川河川敷の桜

千葉県栄町の住みやすさをまとめました

千葉県栄町はどんなところ?

氏家ゆうゆうパーク

豊かな自然と歴史が息づく、田園観光都市の街『栄町』

千葉県栄町は、千葉県の北部中央にあり、面積は約32.51平方kmです。
北側は利根川をはさんで茨城県北相馬郡利根町・稲敷郡河内町と、東側は成田市と、西側と南側は印西市と隣接しています。
東西に約12㎞、南北に約5㎞で東西に細長い地形をしており、東部一帯は高台で山林や畑が多く、南部~北西部は利根川と印旛沼に囲まれ平坦で豊かな水田地帯が広がっています。
千葉市まで約35㎞、東京都心まで約45㎞、成田空港までは約10㎞の位置にあり、街の南部を東西にJR成田線が通り、中央部にある安食駅周辺が中心市街地となっており、住宅地や店舗が広がっています。
人口は約1.9万人、世帯数は約9千世帯です。(2024年8月時点)

栄町の歴史は紀元前からすでに丘陵部を中心に集落が形成されていた痕跡があり、多くの石器や土器が出土しています。特に6~7世紀頃に造られたとされる110余基の古墳群からなる「龍角寺古墳群」は、国の史跡に指定されており、名所のひとつになっています。
江戸時代に入ると利根川の水運が発達し、東北地方で水揚げされた海産物が江戸へと運ばれる際の中継地点として、人や物が行き交う賑やかな地域であったとされています。
明治期の1889年に安食村、北辺田村、龍角寺村、酒直村、矢口村、須賀村、麻生村の7村が合併し「境村」が誕生しました。
その後も合併を繰り返し、昭和期の1955年に「栄町」となりました。
1972年には「水と緑の田園観光都市」構想の策定により、JR成田線の電化が進むと首都圏へのアクセスが向上し都市化が進み、1982年以降は民間の大規模住宅開発も行われ、住宅都市へと大きく変貌し現在の栄町が形成されました。

栄町を代表する観光スポットは、『千葉県立房総のむら』です。江戸時代〜明治時代初期の街並みを再現した大規模な野外博物館です。館内は「ふるさとの技体験エリア」と「風土記の丘エリア」に分かれており、商家や総家・地蔵堂、稲荷境内、農村などが忠実に再現されています。そば打ちやべっこう飴作り体験をする事ができたり、季節に合わせたイベントも開催しており年間を通じて楽しめる人気の施設となっています。
この施設からほど近くにある『ドラムの里』は、江戸時代の町並みを再現した房総のむらを忍者や侍などその時代の衣装をまとって楽しめる「コスプレの館」や、町内を走り回れるレンタサイクルなどを利用する事ができる楽しいスポットとです。
また栄町内には「龍角寺古墳群・岩屋古墳」や、関東地方最古の寺のひとつ「龍角寺」など、名所や旧跡が数多く立地しているのも特徴で、国際観光モデル地区にも指定されています。

千葉県栄町のPR動画

千葉県栄町移住促進PRムービー

千葉県栄町の特産品“どらまめ”

古墳時代終末期最大の方墳 国指定史跡「龍角寺古墳群・岩屋古墳」

千葉県栄町の交通事情はどう?

氏家駅西口

都心への直通アクセスと便利な移動手段が充実した街『栄町』

千葉県栄町は、JR成田線(我孫子-成田)が通り、市内には安食駅が1駅存在します。本数は限られますが、安食駅から品川駅まで直通電車が運行しており、最速で約1時間と都心へのアクセスも可能です。
市内では千葉交通や町循環バスが運行しており、移動手段も確保されています。また、町内を通る国道356号は地域の主要道路として便利です。

  • 成田空港まで車で約20分でアクセスできるため、空港を利用する際の利便性が高いです。

  • 電車やバスの本数が少なく実用的でないため、車がないと不便な場合が多いです。

  • 千葉県栄町の家賃・住宅・土地相場はどう?

    国道4号線

    手頃な家賃相場と土地価格で暮らしやすい街『栄町』

    不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで5.1万円程度、2Kで6.7万円程度です。
    土地の平均坪単価は約10万円/坪程度となっています。

  • 都市部に比べて家賃や土地の価格が非常にリーズナブルです。

  • 都市部に比べてインフラの整備が遅れている地域があり、水道やガスなどのインフラ面での不便を感じる場合があります。

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    千葉県栄町の子育て・教育はどう?

    お丸山公園

    手厚い子育て支援と移住サポートで安心して暮らせる街『栄町』

    栄町には、保育園が1園、幼稚園が2園、小学校が4校、中学校が1校あります。
    小児医療費助成は、0歳~18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限200円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。(一部対象外あり)また、1つの医療機関で、月ごとに入院11日、通院6回以降は自己負担を無料としています。
    児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
    栄町では充実した子育て支援を実施しています。例えば、マタニティ向けのタクシー利用助成事業や産後ケア事業、子育てヘルパー派遣事業などきめ細やかなサポート体制を整えています。
    また、経済面でも手厚いサポート体制を用意しており、出産祝い金として、1人目の出産で5万円、2人目以降は10万円、4人目以降に関しては50万円を受け取る事ができます。
    子育て以外にも、新婚生活支援補助金として、結婚後の住宅購入費やアパートなどの家賃などを最大30万円まで補助する制度や、移住者を支援するための移住支援制度として、住宅購入支援金や移住支援金、子育て支援金などを支給する制度などがあり、安心して定住し子育てができる環境を用意してくれている街と言えます。

  • 保育園や幼稚園では、待機児童問題が少なく、比較的スムーズに保育施設に入れるため、共働き家庭にとっては大きな利点です。

  • 高校以降の教育期間がなく、進学先の選択肢が少ない事や通学に時間や費用がかかる場合が多い事がデメリットです。

  • 千葉県栄町のお買い物

    道の駅喜連川

    日常の買い物に便利で、大型ショッピング施設へのアクセスも良好な街『栄町』

    栄町のお買い物施設は、JR成田線「暗色駅」周辺に商業施設や食品スーパー、医療機関などが集まっています。また国道365号線沿いにロードサイド店が点在しています。
    栄町の中心部には、ナリタヤとマルエツの2店舗の食品スーパーと、そのほかにも個人商店やコンビニなどがあり、日用品のお買い物に困る事がない地域となっています。
    町内に大型のショッピングモールなどはありませんが、近隣の都市に車で30分程行けばあみプレミアム・アウトレットや酒々井プレミアム・アウトレットなど大型ショッピング施設まで行くことができ、休日に気軽にショッピングを楽しむことができます。

  • 農業が盛んな地のため、地元で採れた新鮮な野菜や果物が手に入りやすいです。

  • 栄町内外の主要な商業施設にアクセスするためには、車がほぼ必須となります。公共交通機関だけでは買い物がしにくい地域もあり、車を持たない人にとっては不便に感じる場合が多いです。

  • 千葉県栄町の仕事・求人はどう?

    農業と工業が調和し、多様な雇用機会が期待できる街『栄町』

    栄町の平均年収は291万円です。
    栄町では、街の南部~西北部にかけての平坦な地形を中心に水田地帯が広がっており、米を代表とする第一次産業がさかんです。
    また、1998年頃に町内で栽培がはじまった黒田大豆「どらまめ」の生産もさかんで今日では街の特産品としても定着しています。近年では、どらまめを使用した加工品の開発や製造などにも力を入れており雇用の創出にもつながっています。
    工業分野では、北東部にある「矢口工業団地」に製造業などをはじめとして企業が集積しています。大手食品メーカーの製造工場や運送業などの拠点が置かれています。
    栄町では、上記に関連する職種の求人が一定数期待できるほか、教育機関や保育機関、医療機関など生活に密着した機関や企業に関連する求人も期待できます。

  • 地元密着型の中小企業や商店が多く、地域に根ざした仕事を探すことができます。

  • 求人の給与水準が都心部に比べて低い傾向があります。

    千葉県栄町の独自の助成・補助金制度

    千葉県栄町の独自の移住支援制度

    千葉県栄町の独自の住宅助成・住宅補助金制度

    千葉県栄町独自の子育て支援制度

    千葉県栄町の独自の進学及び学費助成・補助金制度