千葉県一宮町

千葉県一宮町で暮らす

鬼怒川河川敷の桜

千葉県一宮町の住みやすさをまとめました

千葉県一宮町はどんなところ?

氏家ゆうゆうパーク

農業が盛んな静かな田園地帯であり、のどかな自然環境が特徴の街『一宮町』

千葉県一宮町は、千葉県の南東部にあり、面積は約22.97平方kmです。
北側は長生郡長生村と、南側はいすみ市と、西側は長生郡睦沢町と隣接しています。また、東側は太平洋に面しています。
人口は約1.2万人、世帯数は約5千世帯です。(2024年9月時点)
ゆるやかに弧を描く九十九里浜の南部に位置し、北部には一宮川が東西に横断し太平洋まで流れています。東部は太平洋に面した砂浜海岸となっており、西部には房総丘陵が広がっています。町の大半が水田や畑、山林が占めており、緑と海に恵まれた環境で東京近郊屈指のリゾート地として知られています。
沿岸に黒潮が流れている影響により温暖な海洋性の気候で、夏は涼しく冬は暖かく年間を通じて寒暑の差が少なく温暖な気候に恵まれた土地です。
県庁所在地である千葉市までは約35㎞、東京都心まで60~70㎞、 JR外房線と国道128号が町域の中央を南北に通り、JR外房線上総一宮駅周辺を中心に市街地が形成されています。
上総一宮駅から東京駅まで特急で約1時間、快速で約1時間30分とリゾート地ながら都心まで比較的近く、通勤快速の始発駅のため座って通勤する事も可能です。

一宮町はの歴史は縄文時代より人々が生活していた痕跡が数多く発見されており、遺跡や貝塚などが発見されています。
平安時代には、現在でも町のシンボルとなっており一宮町の名前の由来ともなった玉前神社が成立された時代とされています。その後は上総国の「一之宮」であったことから一帯を一宮庄と称される様になり、以後「一宮」と呼ばれるようになりました。
戦国時代には、武田氏の領国化で一宮城が築城されましたが、里見氏に攻められ落城し、この一件で玉前神社も炎上し古い文書類は消失したと伝わっています。
江戸時代には、脇坂氏や加納氏が一帯を治めていました。この時代は災害が多発した時代とも言われ、海に面した一宮では地曳網漁がさかんに行われていましたが、2度に渡る大津波の被害を受けたとされています。
明治初期は、全国的に町村合併がさかんに行われた時期であり、一宮町も1890年(明治23年)に町制を施行して誕生しました。
明治末期〜昭和初期にかけては、別荘地として名を馳せ100軒以上の別荘が軒を連ね、同じく別荘地として有名だった神奈川県大磯と比較して「東の大磯」と呼ばれていました。
昭和の戦時期を経て、周辺町村との合併を繰り返し1955年(昭和30年)に現在の町域である一宮町となりました。
現在の一宮町は、海沿いは西海岸のようなリゾート気分を味わえるエリアがある一方で、玉前神社周辺は昔の面影を色濃く残す古き良き街並みを有する優れた観光地として注目されています。
一宮町の海岸は、年間を通じて良質な波が打ち寄せる事から多くのサーファーに親しまれており年間約60万人のサーファーが訪れる街としても有名で「サーフィンと生きる町。」を町のスローガンに掲げるほど力を入れています。町域にある「釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ」は、東京2020五輪ではサーフィン競技の会場にもなった海岸で、その良質な波を求めて普段から多くのプロサーファーが集まる事から「波乗り道場」とも呼ばれています。
また、毎年9月13日に開かれる「上総十二社祭り」の釣ケ崎祭典場としても有名です。
このお祭りは、807年頃から始まったとされる歴史あるお祭りで、ゆかりのある神社から神輿が集い、担ぐ人々が裸に近い姿で波打ち際を走ることから「裸祭り」の名前で親しまれています。

一宮町はを代表する観光地は、パワースポットとしても有名な玉前神社です。1,200年以上の歴史を持ち、一宮町の町名の由来ともなった町のシンボルとも言える神社で、武天皇の母君・玉依姫命が御祭神として祭られています。縁結びや安産、商売繁盛にご利益があるとされ祈願する参拝者が多く訪れます。

千葉県一宮町のPR動画

「海・街・人・自然」空から観る一宮の魅力

SEE YOU IN THE WATER!

千葉県一宮町の交通事情はどう?

氏家駅西口

電車も通っているが、車を利用することが一般的な街『一宮町』

千葉県一宮町には、JR外房線が通っており、町内には2つの駅(上総一ノ宮駅・東浪見駅)があります。
上総一ノ宮駅は特急列車も停車し、東京駅まで約70分と都心へのアクセスが便利です。
町内では小湊鉄道の路線バスが運行され、移動手段として利用されています。また、九十九里有料道路の一宮料金所(IC)を利用すれば、車での移動も快適です。
主要幹線である国道128号線が町を縦断し、近隣エリアへのアクセスも容易です。

  • 上総一ノ宮駅は東京方面への始発駅のため、通勤ラッシュの時間帯も座れる事が多いです。

  • 夏の観光シーズンや週末には、海水浴やサーフィン目的の観光客が増えるため、海沿いや国道128号線周辺で交通渋滞が発生することが多いです。

  • 千葉県一宮町の家賃・住宅・土地相場はどう?

    国道4号線

    家賃相場や土地相場は比較的低めで、都心部に比べてリーズナブルな価格帯が多い街『一宮町』

    不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1DKで7万円程度、2DKで10.6万円程度です。
    土地の平均坪単価は約9万円/坪程度となっています。

  • 一宮町は自然に囲まれた地域であり、広々とした住宅や土地が多く提供されています。特に、庭付きの一戸建てや広い土地が多いため、子育て世代や自然に触れながら生活したい人にとって魅力的です。

  • 一宮町は海に面しているため、台風の被害や海風による塩害のリスクがあります。特に海に近い住宅では、塩害による建物の劣化が早く進む場合があり、メンテナンス費用がかさむ可能性があります。

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    千葉県一宮町の子育て・教育はどう?

    お丸山公園

    保育園や子育て支援が充実し、子育て世帯に優しい街『一宮町』

    一宮町には、保育園が4園、小学校が2校、中学校が1校、高校が1校あります。
    小児医療費助成は、0歳~18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限300円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。(一部対象外あり)また、1つの医療機関で、月ごとに入院11日、通院6回以降は自己負担を無料としています。
    児童手当として、3歳未満は第1子・第2子15,000円・第3以降は30,000円、3歳〜18歳までの第1子、第2子10,000円、第3子以降30,000円が支給されます。

    一宮町では子育てに関する支援制度が整備されています。例えば、出産応援ギフトや子育て応援ギフトとして5万円を支給しているほか、2歳未満の乳幼児がいる世帯にはおむつ用ごみ袋を支給していたりと経済的支援が充実しています。
    また、保育施設の待機児童解消策として、町内3施設の公立保育所の定員を増やしたり、内2施設をこども園として整備するなど環境改善に努めているほか、町内小中学校の第三子以降の学校給食の無償化も実施し子育て世帯を多方面からサポートしています。

  • 町内には保育施設が十分にあり、待機児童の問題も比較的少なく、共働き家庭にも配慮された環境で子育てと仕事の両立がしやすいです。

  • 一宮町は都市部に比べて教育施設の数が限られており、選択肢が少ないです。特に、私立学校や専門的な教育機関が少ないため、特定の教育方針や特色ある教育を求める場合には、近隣の市町村に通う必要が出てきます。

  • 千葉県一宮町のお買い物

    道の駅喜連川

    ショッピングモールからスーパーまで揃っており、日用品には困らない街『一宮町』

    一宮町には、国道128号沿いやJRの駅周辺を中心にお買い物施設が点在しています。
    食料品の購入先としては、SENDOなどの食品スーパーがあるほか、個人商店が点在しており日々のお買い物には困りません。太平洋に面した地域ならではの鮮魚店などが多く、新鮮な魚介類を手に入れやすい恵まれた環境です。
    そのほかロードサイド沿いに、衣料品や100円ショップなどがあり車があるとお買い物の幅が広がります。海沿いにはオシャレなカフェやサーフショップなどもあり観光気分を味わう事ができます。
    大型のショッピングモールなどはありませんが、近隣市町村まで車で30分程移動すれば比較的大きいお買い物施設がある環境となっています。

  • 農業や漁業が盛んな地域で、新鮮な地元産の野菜や魚介類が比較的手軽に手に入ります。

  • 大型のショッピングモールやデパートといった商業施設が少ないため、ファッションや高級ブランド品、家電などの多様な商品を求める場合には、隣接する茂原市などまで出かける必要があり、大規模な買い物には不便さを感じることが多いです。

  • 千葉県一宮町の仕事・求人はどう?

    地域内の小売業や農業関連の仕事が中心の街『一宮町』

    一宮町の平均年収は341万円です。
    一宮町の主要産業は、農業や観光業が挙げられます。
    農業分野では、米、野菜、果物などが中心で特にトマトやメロン、イチゴ、梨などがさかんに栽培され街の特産品にもなっています。
    観光業では、九十九里浜を中心としサーフィン目当ての観光客が多いほか、海水浴や神社、季節のイベントなどでの集客が多く、観光シーズンに求人が集中しやすいです。特に夏場やサーフィンの大会が行われる時期には求人が増える一方、オフシーズンにはアルバイトや短期雇用の仕事が減る傾向があり、観光シーズン外には雇用の安定性が低い場合もあります。
    商業分野では国道128号沿いや上総一ノ宮駅の東側エリアに点在しているほか、海沿いには観光関連のホテルや飲食店も点在し、接客や販売などの求人需要が見込まれます。
    一宮町は、一般企業などが少なく求人もあまりない傾向にありますが、車で30分圏内の周辺地自治体では、多くの求人が存在するため町外への通勤を視野に入れると選択肢が広がります。
    また、上総一ノ宮駅から東京駅まで約1時間半で行くことができるため、普段はリモートワークで仕事をして、週に数日出社するといった方にもおすすめです。

  • 一宮町は海に面した観光地であり、特にサーフィンのメッカとして知られています。観光業や宿泊施設、飲食業などのサービス業の求人が多く、観光シーズンにはアルバイトや短期雇用の機会が増えるため、観光関連の仕事を希望する人には求人の選択肢が多いです。

  • 一宮町では、正社員としての求人は都市部に比べて少なく、特に製造業やIT、金融業などの専門職の求人が少ないのが現状です。そのため、安定した正社員としての職を求める人には、選択肢が限られがちです。

    千葉県一宮町の独自の助成・補助金制度

    千葉県一宮町の独自の移住支援制度

    千葉県一宮町の独自の住宅助成・住宅補助金制度

    千葉県一宮町独自の子育て支援制度

    千葉県一宮町の独自の進学及び学費助成・補助金制度