千葉県市原市
千葉県市原市で暮らす
千葉県市原市の住みやすさをまとめました
目次
千葉県市原市はどんなところ?
農業が盛んな静かな田園地帯であり、のどかな自然環境が特徴の街『市原市』
千葉県の西部にあり、面積は約368.16平方kmです。
北側は千葉市と、東側は茂原市・長柄町・長南町と、南側は大多喜町・ 君津市と、西側は木更津市・袖ケ浦市と隣接しています。
人口は約26.8万人、世帯数は約13万世帯です。(2024年1月時点)
東京都心から35㎞~40㎞圏内にあり、千葉県内の中で総面積が最も大きく、地形は南北に36㎞と長くなっています。南部は大福山がそびえる標高100m~200mの丘陵地、北部は標高20m~100mの丘陵地で一部東京湾に面する埋立地となっています。市域の約23%が山林、約18%が農地、約15%が宅地となっており、宅地の内、工業地区が約40%を占めています。
気候は温暖な沿岸部と寒冷な内陸部に分かれており、内陸部は標高の高い丘陵地帯で年間の寒暖差が大きくなっています。全体としては、降水量が比較的少なく、年間を通じて温暖で過ごしやすい気候となっています。
市原市の歴史は、縄文時代~弥生時代にかけての遺跡が2,500ヶ所以上発見されており、古くから多くの人々が住んでいた事がうかがえます。
江戸時代には養老川を利用した物資の輸送が盛んに行われ、交通拠点として発展していました。
明治末期から昭和初期にかけては鉄道が相次いで開通し、人と物の交通が益々活発になっていきました。
昭和期である戦後の1957年頃から臨海部の埋め立てが開始され、京葉臨海工業地帯の一部となる工業地が形成され、日本を代表する工業都市に発展していきました。
1963年、五井・市原・姉崎・市津・三和の5町が合併して市原市が誕生し、その後1967年 、南総町、加茂村を加えて現在の市域が形成されました。
近年では、製造品出荷額全国第2位の日本を代表する臨海工業都市として発展し、山間部の自然環境や養老川流域の田園風景など、豊かな自然資源や史跡を有する観光都市としてまちづくりを進めています。
JR内房線や小湊鉄道の主要駅周辺は、住宅街や商業施設が密集し賑やかな地域となっており、中でも五井駅周辺は大型の商業施設や高層マンションが立ち並ぶ市の中心地となっています。南部の高滝ダムから養老渓谷にかけては観光スポットとして人気があり、郊外にはゴルフ場も多く、自然と住環境が調和したバランスの良い都市として定着しています。
市内には観光スポットも多数あります。
養老渓谷は、市原市と大多喜町にまたがる、養老川の流域に形成されている渓谷です。ハイキングコースが整備されており、粟又の滝や千代の滝など6つの滝を巡るコースや、秋の紅葉狩りなどが人気でシーズンにはたくさんの利用客が訪れます。近隣には、養老渓谷温泉や旅館、キャンプ場などもあり、県外からもたくさんの観光客が訪れる行楽地となっています。
千葉こどもの国キッズダムは、小湊鐵道「海士有木駅」から 徒歩15分程の位置にある市原市を代表するレジャースポットです。山倉ダムの湖に囲まれたレクリエーション施設で、広大な敷地内には、アスレチックやゴーカートをはじめ小さな子供が遊べるアトラクションを中心に、釣り堀や広場なども併設しておりファミリーで遊べる憩いの施設となっています。
アニマルワンダーリゾウトは、「市原ぞうの国」と「サユリワールド」からなる動物園で、圏央道の市原鶴舞インターチェンジから車で約5分程の位置にあります。園内には、国内飼育数最多の象10頭をはじめ、ラマやカンガルー、カピパラなど約70種類の動物たちが飼育されています。色々な動物にエサやりができたり、ぞうさんショーを開催していたりと一日中楽しめるリゾート型動物園となっています。
JR内房線「八幡宿駅」近くにある「飯香岡八幡宮」(いいがおかはちまんぐう)は、国の重要文化財に指定されている建造物で、通称「子育て八幡」と呼ばれ、子育てと縁結びに霊験があると崇敬を集めてきた神社として人気です。
千葉県市原市のPR動画
市原市制施行60周年記念動画「これまでのいちはら、これからのいちはら」
いちはらに暮らすということ~LIVE in ICHIHARA~
「LADY LOVE LIFE DOCUMENTARY~子育てしやすいまち、いちはら~」
LADY LOVE LIFE~市原で見つけたわたしのLOVE~
千葉県市原市で子育て。とってもおすすめです!
千葉県市原市の交通事情はどう?
電車も通っているが、車を利用することが一般的な街『市原市』
市原市には、JR内房線・小湊鐵道・京成千原線の3路線の電車が走っています。市内には20駅が存在します。
八幡宿駅 | JR内房線 |
五井駅 | JR内房線・小湊鐵道 |
姉ケ崎駅 | JR内房線 |
上総牛久駅 | 小湊鐵道 |
月崎駅 | 小湊鐵道 |
里見駅 | 小湊鐵道 |
養老渓谷駅 | 小湊鐵道 |
上総鶴舞駅 | 小湊鐵道 |
高滝駅 | 小湊鐵道 |
飯給駅 | 小湊鐵道 |
海士有木駅 | 小湊鐵道 |
上総川間駅 | 小湊鐵道 |
馬立駅 | 小湊鐵道 |
上総山田駅 | 小湊鐵道 |
上総三又駅 | 小湊鐵道 |
上総大久保駅 | 小湊鐵道 |
上総久保駅 | 小湊鐵道 |
光風台駅 | 小湊鐵道 |
上総村上駅 | 小湊鐵道 |
ちはら台駅 | 京成千原線 |
市原市の幹線道路は、市街地である北西部の東京湾沿いを南北に縦断する国道16号線と、その国道16号線をT字に北西部から東南部へ抜け大多喜町へ繋がる国道297号線、そして市原市の中間エリアを東西に横断する国道409号線があります。また、市内からアクセスできる高速道路は首都圏中央連絡自動車道と館山自動車道の2線あります。
市原市内で利用できる路線バスは、小湊鉄道・千葉中央バス・日東交通・コスモス南総・平和交通が運行しています。
市内で利用できる高速路線バスは、アクアライン東京線・羽田空港線・横浜線・羽田空港・横浜線・新宿線・館山道圏央道(千葉線・鴨川線)・成田空港線が利用できます。
主要都市までの高速バス路線が複数あり便利です。
電車は通勤通学時間帯に混雑します。また、東京までは少し距離があります。
千葉県市原市の家賃・住宅・土地相場はどう?
家賃相場や土地相場は比較的低めで、都心部に比べてリーズナブルな価格帯が多い街『市原市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで6.0万円程度、2LDKで8.5万円程度です。 土地の平均坪単価は約17万円/坪程度となっています。
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千葉県市原市の子育て・教育はどう?
保育園や子育て支援が充実し、子育て世帯に優しい街『市原市』
『』
市原市内には、保育園が22園、幼稚園が29園、小学校が42校、中学校が21校、高校が8校、短大・大学が2校、専門学校が5校あります。
小児医療費助成は、0歳~18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限300円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。(一部対象外あり)また、1つの医療機関で、月ごとに入院11日、通院6回以降は自己負担を無料としています。
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
市原市は独自の子育て支援も充実しています。
「出産・子育て応援交付金」は、「経済的支援」として、妊娠時には出産応援給付として5万円、出産時には子育て応援給付金として5万円を支給しています。
また「伴走型相談支援」として、妊娠届出時・妊娠8ヶ月頃・出産後(新生児訪問時)の3回にわたり、面談やアンケートで状況確認を行い、出産・育児の見通しを一緒に立て、継続的な情報の提供などして子育て世帯をサポートしています。
「市原市産後ケア事業ゆりかご」は、産後、家族などから十分に支援を受けられない母子を対象に、心身のケアや育児のサポートをする支援制度です。対象者は産後1年未満の赤ちゃんがいる世帯で、宿泊型や日帰り型などを選択する事ができ、市内の病院や施設で、助産師や保健師などが赤ちゃんのケアや育児移動、授乳のケアなどを中心に支援します。
「乳児家庭全戸訪問」は 、生後4ヵ月もしくは転入後1歳未満のお子様がいる家庭を対象に、保健師など専門の職員が自宅へ訪問し、子育てに関する情報提供や育児に関する悩み相談などに対応します。
「出産前後家事等サポート事業」は、妊娠中や出産後など不安定な時期に、家事や育児のお手伝いをしてくれる人がいないご家庭を対象に、身の回りのお世話や育児を支援するヘルパーを派遣し、利用料の一宇を助成する支援制度です。
「いちはら子育て応援アプリ(母子手帳アプリ)」は、母子手帳の役割をアプリで管理できるツールです。子育て支援情報が得られたり、予防接種の管理、妊婦健診・乳幼児健診を記録できたり、子どもの発育曲線などをアプリ内で管理する事ができます。
保育機関、教育機関とも多く充実しています。
保育施設では待機児童がある施設もあり、入れない場合もあります。
千葉県市原市のお買い物
ショッピングモールからスーパーまで揃っており、日用品には困らない街『市原市』
市原市内は、鉄道駅周辺と国道をはじめとした主要道路沿いを中心に、スーパーやホームセンター、家電量販店などが多数存在します。
また、大型ショッピングモールや道の駅など多彩な施設があり、お買い物が便利で楽しい地域です。
アリオ市原は、県道21号沿いにある大型ショッピングモールで、衣料品や雑貨、スーパーや映画館などが入る複合施設です
ユニモちはら台、南千葉エリア最大級と言われるショッピングセンターです。2023年3月にリニューアルされ、 映画館やフードコート、衣料品、食料品など何でも揃う施設です。 人気のため週末はかなり混雑します。
道の駅あずの里いちはらは、県道13号沿いにある道の駅で、名産品である梨を使った加工品や、朝採れたばかりの新鮮な野菜などが手に入ります。隣接する施設には、バーべキュー広場や植物園、古墳を有する公園などもあり、観光も楽しめる人気スポットとなっています。
そのほか市内には、せんどう・マルエイなどを中心に約35店舗のスーパーがあり普段のお買い物には困らない地域となっています。
スーパーやドラックストアなどお買い物施設が多く物価も安いです。
ショッピングモールなどもあり便利ですが、休日は混雑します。
千葉県市原市の仕事・求人はどう?
地域内の小売業や農業関連の仕事が中心の街『市原市』
市の平均年収は340万円です。
市原市は、昭和期の1957年頃から沿岸部の埋め立てが進み、石油化学工業をはじめとした大手企業がこの地に多数進出してきました。現在では、製造品出荷額全国第2位を誇る工業地帯として発展し、中でも最大規模の石油化学コンビナート群を有する地域として有名です。
沿岸部だけでなく内陸部にも「市原特別工業地区」や「潤井戸工業団地」をはじめとする工業地帯が存在し、中小規模の優れた企業の進出も拡大しています。
部門としては、石油・石炭・化学が大多数を占めており、一定数の求人が期待できます。
また、従業員数だけで見ると第三次産業である商業が約7割を占めており、最も求人数も多い分野と言えます。エリアは主に鉄道駅周辺や主要道路沿いとなり、商業施設や飲食店、小売店などで、接客・サービス・飲食などの求人が期待できます。
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