千葉市稲毛区
千葉市稲毛区で暮らす
千葉市稲毛区の住みやすさをまとめました
目次
千葉市稲毛区はどんなところ？
農業が盛んな静かな田園地帯であり、のどかな自然環境が特徴の街『いすみ市』
千葉県の北西部、千葉市の中では中央からやや北西の位置にあり、面積は約21.25平方kmです。
面積は6区の中で2番目に小さい区ですが、人口密度は最も高い地区となっています。
北側は千葉市花見川区と、東側は四街道市・千葉市若葉区と、南側は千葉市中央区と、西側は千葉市美浜区と隣接しています。
人口は約16万人、世帯数は約7.7万世帯です。（2024年1月時点）
稲毛区は下総台地の南部にあり、北東方向に台地が広がっており、区内全域がほぼ台地となっています。
台地の面側は水路などによって削られ大小の谷知が複数形成されて起伏が激しい地形となっています。
区域の大半は住宅街で、戸建て、マンション、集合住宅などが密集しています。
町の中心はJR稲毛駅周辺で商業施設や飲食店、分譲マンションなどが密集する賑やかなエリアとなっています。
稲毛駅から南東に位置するJR総武線西千葉駅（住所は中央区）は、中央区と稲毛区の境にある駅で、かつては保養地として島崎藤村、森鴎外などの文人に愛された文教都市としても知られ、町の象徴とも言える千葉大学をはじめとした有名大学が駅の東部に広がっています。
稲毛区の歴史は、戦前である大正～昭和期にかけては軍事施設が多く存在する地でした。戦後になると復興のため軍用地は農地へと開拓されていきました。その後、鉄道の開通に伴い、人と物の流通が活発になると、急激に人口が増加していき、農地は次々と住宅地へ変貌していきました。
また、交通の利便性が良かった事や海にほど近い好立地を活用し、海岸沿いには多くの旅館や別荘、保養所が立ち並びました。
当時建てられた別荘の中で現存している「旧神谷伝兵衛別荘」は、浅草の神谷バーの創設者として知られる日本のワイン王、神谷傳兵衛の別荘で貴重な建築史跡となっています。建物内部は葡萄を模した天井飾りや欄間などの凝った装飾が施されており、当時の様子がうかがえる価値ある建物として国の登録有形文化財に指定されています。
こちらの建物は、美術や文化にふれあい交流できる施設千葉市民ギャラリーいなげの一角にあり一般公開されています。この施設では、そのほかにも企画展やワークショップ・イベントなども開催しており、アートや文化の拠点として、また市民の交流の場ともなっています。
町の歴史的スポットとして人気なのが、京成稲毛駅から徒歩5分ほどの場所にある稲毛浅間神社です。1200年以上の歴史をもつ由緒ある神社で、鎌倉時代～室町時代にかけてこの地で活躍した「千葉氏」も代々信仰が篤かったことで知られています。
「稲毛浅間神社」の神楽は千葉県の無形民俗文化財に指定されており、初詣や節分、夏の奉納祭など年間を通じて伝統行事が執り行われ、たくさんの人手で賑わいを見せます。
千葉大祭は、毎年秋に開催される千葉大学区西千葉キャンパスの大学祭です。例年の来客数は5万人以上、参加団体は300以上と千葉県内でも最大規模の大学祭で、たくさんのテナントや企画、パフォーマンスなどが開催されます。
千葉県総合スポーツセンターは、千葉都市モノレール「スポーツセンター駅」からすぐの場所にある総合運動公園で、広大な敷地には、陸上競技場や野球場、武道館、サッカースタジオ、スポーツ科学センターなどが併設されており、多彩なスポーツを楽しむ事ができるほか各種大会も開催されるなど、千葉県の中核的スポーツ施設として機能しています。
千葉市稲毛区のPR動画
「ゆとり・千葉市」で暮らす～見つかる、あなただけの特等席～
千葉市の海辺PR映像
千葉市をもっと好きになる！
SUNSET BEACH PARK INAGE 稲毛海浜公園
千葉市稲毛区の交通事情はどう？
電車も通っているが、車を利用することが一般的な街『いすみ市』
千葉市稲毛区には、ＪＲ総武本線・ＪＲ総武線・京成千葉線・千葉都市モノレール２号線の4路線が走っており、7駅が存在します。JR稲毛駅から東京駅までは約39分です。
| 稲毛駅 | ＪＲ総武本線・ＪＲ総武線 |
| 京成稲毛駅 | 京成千葉線 |
| みどり台駅 | 京成千葉線 |
| 作草部駅 | 千葉都市モノレール２号線 |
| 天台駅 | 千葉都市モノレール２号線 |
| スポーツセンター駅 | 千葉都市モノレール２号線 |
| 穴川駅 | 千葉都市モノレール２号線 |
千葉市稲毛区の幹線道路は、北西側から区内を縦断する国道14号線と北東側から区内を縦断する国道16号線、千葉市稲毛区を起点とし南側の中央区を抜け銚子市まで続く国道126号線があります。高速道路は、東関東自動車道と京葉道路が通っています。
千葉市稲毛区内で利用できる路線バスは、京成バス・千葉内陸バス・ちばシティバス・千葉海浜交通・あすか交通・平和交通が運行しています。また、羽田空港・成田空港・東京駅へ運行する高速バスも利用できます。
鉄道やバスは路線数が多く便利です。
整備されていない歩道や坂が多く歩行が危ない時があります。通勤時間帯は道が渋滞します。
千葉市稲毛区の家賃・住宅・土地相場はどう？
家賃相場や土地相場は比較的低めで、都心部に比べてリーズナブルな価格帯が多い街『いすみ市』
不動産情報サイトの情報によると、千葉市稲毛区内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで6.4万円程度、2DKで9.9万円程度です。土地の平均坪単価は約37万円／坪程度となっています。
メリットメリットメリットメリットメリットメリット
デメリットデメリットデメリットデメリットデメリット
Yahoo不動産でマイホームを探す
千葉市稲毛区の子育て・教育はどう？
保育園や子育て支援が充実し、子育て世帯に優しい街『いすみ市』
千葉市稲毛区内には、保育園が20園、幼稚園が14園、小学校が17校、中学校が8校、高校が7校、短大・大学が6校、専門学校が4校あります。
小児医療費助成は、0歳～小学3年生までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限300円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。また、1つの医療機関で、通院は６回目以降、入院は11日以降自己負担を無料としています。
小学4年生～中学3年生までの子どもは、通院は保険診療の自己負担額から1回につき上限500円を控除した額を助成、入院は保険診療の自己負担額から1回につき上限300円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。また、1つの医療機関で、通院は６回目以降、入院は11日以降自己負担を無料としています。
全ての年齢において第3子以降は全額無料となっています。（一部対象外あり）
児童手当として、３歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。（一部所得制限あり）
千葉市稲毛区は独自の子育て支援も充実しています。
「エンゼルヘルパー派遣事業」では、妊娠中または出産後の保護者を対象に市と契約した事業者からヘルパーを派遣し家事や育児を援助する支援制度です。家事や育児全般のお手伝いをお願いする事ができ、初回は無料で利用できるクーポンが配布されるためお試しで利用する事もできます。
「産後ケア事業」では、育児などに不安があり、サポートが必要なご家庭を対象に、助産師がママの乳房ケアや健康状態チェック、赤ちゃんの育児相談などを行っています。宿泊型や訪問型・日帰り型などが選べ、低価格で利用できます。
稲毛区では、未就学のこどもと保護者が遊んだり集って交流する場の提供も行っています。区内に数か所ある「子育てサークル」や「子育てリラックス館」、「子育て支援館」、「地域子育て支援センター」で、プレイルームや遊具を開放していたり、様々なイベントの開催をしています。
保護者の就労や病気などで一時的に子どもの預け先に困る場合に利用できる支援も充実しており、「病児・病後児保育」では、子どもが病気の際に、区内の病院などで預かってもらう事ができる「病児・病後児保育」制度や、一時的に保育を必要とする場合やパート就労などで週3日程度保育が必要なときに区内の保育施設でこどもを預かる「一時預かり」など、様々な支援制度が整っています。
文教地区のため進学校や有名大学が多く教育水準は高いです。
子どもの医療費が完全に無料ではないため、医療費がかさむ事があります。
千葉市稲毛区のお買い物
ショッピングモールからスーパーまで揃っており、日用品には困らない街『いすみ市』
千葉市稲毛区は、JR総武線稲毛駅周辺を中心にお買い物施設が充実した地域です。
ペリエ稲毛は駅直結の商業施設です。衣料品やドラックストア、食料品やカフェなどが入る複合施設です。中でもスイーツやお惣菜などちょっとした手土産を購入できる場所が充実している人気の施設です。
イオン稲毛店は、稲毛駅から徒歩4分の位置にあり、地下1階～3階からなる店内にはフードコートや食品スーパー、衣料品や家電量販店など様々なジャンルの店舗が入る複合施設です。
ワンズモールは、千葉都市モノレール２号線「スポーツセンター駅」から徒歩18分、国道16号沿いにある大型ショッピングモールです。衣料品、雑貨、ドラックストア、食品スーパー、飲食店などあらゆるジャンルが入る複合施設です。中でも食品スーパーであるロピアは、お肉の品揃えが豊富でリーズナブルな店舗として休日はとても混雑する人気ショップです。
そのほか市内には、マルエツ・マックスバリュなどを中心に約12店舗のスーパーがあります。
24時間営業のスーパーや大型のショッピング施設があちこちにあり便利です。
国道沿いにお店が集中しており、車がないと行けるお店が狭まります。
千葉市稲毛区の仕事・求人はどう？
地域内の小売業や農業関連の仕事が中心の街『いすみ市』
千葉市稲毛区の平均年収は396万円です。
稲毛区は町の北部～東部を中心に機械金属分野を中心とした工業地帯が広がっています。
進学校や千葉大学をはじめとする有名大学が立地する文教地区としても有名です。
国内で唯一であるがんの放射線医療などを研究する「放射線医学総合研究所」も置かれています。
そのほかにもJR駅や主要駅を中心に商業施設が立地しており、小売・サービス・接客・飲食などの求人も一定数あります。
また、稲毛区は東京都心へのアクセスも良好なため、千葉市内の区の中でも都内への通勤者が最も多いエリアとなっています。
