千葉県八街市
千葉県八街市で暮らす
千葉県八街市の住みやすさをまとめました
目次
千葉県八街市はどんなところ？
農業が盛んな静かな田園地帯であり、のどかな自然環境が特徴の街『八街市』
千葉県の北部にあり、面積は約74.94平方kmです。
北側は印旛郡酒々井町と、東側は富里市・山武市と、南側は東金市・千葉市緑区と、西側は千葉市若葉区・佐倉市と隣接しています。
人口は約6.6万人、世帯数は約3.2万世帯です。（2024年5月時点）
八街市は千葉市まで約20㎞、東京都心まで約50～60㎞の距離にあり、地形は緩やかな起伏のある台地で全体的にやや北へ傾斜しており、市境の各方面から複数の谷津が入り込んでいます。市の中央部は市街地が形成されており周囲に平坦な畑作地域が広がり、南西部及び北部に水田地帯が点在しています。
気候は平均気温14.8℃と年間を通じて比較的温暖な気候ですが、冬場の朝は連日氷点下まで下がる日も多い内陸性の気候となっています。
地名の由来は、かつて馬の生産地がありその放牧地の開墾を進める際、8番目に始めたことから「八街」になったとされています。
市域の北部を東西にJR総武本線が通り、八街駅、榎戸駅2つの駅があり八街駅から東京駅までは約1時間、千葉駅までは約30分と比較的アクセスしやすく、都心部まで通勤・通学する多くの人が住んでいます。
街を南北に国道409号線が通っており、スーパーやホームセンターなど大型施設がこの道路沿いに数多く立地しています。
車で20分圏内には隣接自治体のインターチェンジが複数あり、成田国際空港まで約30分、酒々井プレミアムアウトレットまで約15分と主要施設へのアクセスも良好です。
街の中心となるのは、JR八街駅周辺で市街地が形成されており、スーパーや商店街をはじめ、飲食店や医療機関などが集結しています。
基幹産業は農業で、「都市近郊型農業地域」として様々な農産物が栽培されています。中でも落花生の生産量は日本一を誇っており、市内には加工工場が多く立地しているほかピーナッツのお土産屋も軒を連ねています。
そのほかにもブルーベリーやさつまいも、トウモロコシなどの栽培がさかんで収穫体験ができる観光農園も数多く立地しており、シーズンにはたくさんの利用客が訪れるレジャースポットとなっています。
農産物関連のイベントも多数開催されており、毎年秋に開催される「やちまた落花生まつり」では、落花生の試食販売や珍しい「生落花生」の販売会のほか地元野菜の販売や、ステージショーなども開催される賑やかなお祭りとなっています。
「八街市産業まつり」は、地元農家が栽培した農産物の展示即売会や、野菜や果物の苗の販売、商工業製品の展示などのほか、キッズに人気の消防はしご乗車体験や料理コンテストなど楽しいイベントが盛りだくさんのイベントとなっています。
千葉県八街市のPR動画
八街市プロモーションビデオ「無限大に広がる魅力 八街市」
千葉県八街市の交通事情はどう？
電車も通っているが、車を利用することが一般的な街『八街市』
八街市にはＪＲ総武本線が走っており『八街駅』『榎戸駅』の2駅が存在します。
国道は北側の富里市と南側の東金市を結ぶ国道409号線が縦断する形で通っています。八街市内で利用できる路線バスは、千葉交通・ちばフラワーバス・九十九里鉄道・が運行しています。市内の主要施設を巡回するバス「八街市ふれあいバス」も運行できます。
JR総武本線の八街駅が市の中心を通っていて千葉市や東京方面へのアクセスが比較的良好です。
公共交通機関が限られているため、自動車への依存度が高くなり、車を持たない人や運転できない高齢者などにとっては、移動が困難になる場合があります。
千葉県八街市の家賃・住宅・土地相場はどう？
家賃相場や土地相場は比較的低めで、都心部に比べてリーズナブルな価格帯が多い街『八街市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1DKで6.4万円程度、2Kで6.6万円程度です。土地の平均坪単価は約 万円／坪程度となっています。
家賃や住宅価格が都心部や他の都市部に比べて手頃で、広い物件や土地を見つけやすいです。
八街市は比較的小規模な都市であるため、不動産市場の流動性が低く、物件の売買や賃貸の際に選択肢が限られる場合があります。また、物件が売れにくい場合もあります。
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千葉県八街市の子育て・教育はどう？
保育園や子育て支援が充実し、子育て世帯に優しい街『八街市』
八街市内には、保育園が7園、幼稚園が7園、小学校が9校、中学校が4校、高校が2校あります。
小児医療費助成は、0歳～18歳以下（18歳到達後の3月31日）までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限300円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。（一部対象外あり）また、1つの医療機関で、月ごとに入院11日、通院6回以降は自己負担を無料としています。
児童手当として、３歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。（一部所得制限あり）
八街市には他にも充実した子育て支援があります。
八街市では初めてママになるための講習や妊婦や育児をしている人の交流の場の提供、子育て支援サポーターにより相談などを実施しています。
また、妊娠期から3歳未満のお子さんがいる世帯を対象に、スマートフォンから24時間いつでもチャットで健康・育児相談ができるヘルスケアアプリ「HELPO」の配信も行っています。そのほかにも、出産後のすべてのお母さんをケアするため、助産師か保健師、訪問員が訪問し、子育てに関するさまざまな話を聞く「こんにちは赤ちゃん訪問」や、市内在住の高校生などまでを対象に医療費の助成をする「高校生等医療費助成制度」など、さまざまな子育て支援を行っています。
市独自の支援策として、婚姻を機に購入した住宅の費用、リフォーム費用、家賃や引越し費用の一部を補助する制度である八街市結婚新生活支援事業もあったりと、結婚～妊娠、子育てまで一貫したサポートが行き届いている地域と言えます。
自然に恵まれた地域であり、子どもたちが自然と触れ合える環境が整っています。公園や広場も多く、アウトドア活動が盛んです。
大都市に比べると教育施設の数が限られており、特に塾や私立教育期間の選択肢が少ないです。
千葉県八街市のお買い物
ショッピングモールからスーパーまで揃っており、日用品には困らない街『八街市』
八街市は、都市としては規模が小さいものの、生活に必要な買い物施設が一通り揃っており、地元の特産品も豊富に楽しめる魅力的なエリアです。
イオン八街店は、国道409号沿いにあるショッピングモールで食品スーパーや衣料品、雑貨などが一通り揃う施設です。また施設周辺には、衣料品やドラックストア、飲食店なども数多く立地しており、車などの移動手段があればお買い物が便利なエリアです。
八街市には、八街駅前商店街をはじめとした大小複数の商店街が存在し、個人商店や飲食店のほか、地域の特産品や新鮮な農産物を購入できる店舗もあり、地元の人々から愛されています。
そのほか市内には、カスミ・ベイシアなどをはじめ約11店舗のスーパーがあります。
比較的低価格のスーパーが多く、物価が安い傾向にあります。
大都市と比較すると、大型商業施設がほとんどなくハイブランド品の選択肢が少ないです。
千葉県八街市の仕事・求人はどう？
地域内の小売業や農業関連の仕事が中心の街『八街市』
八街市の平均年収は291万円です。
八街市の基幹産業は農業で、人参・すいか・落花生を中心とする都市近郊型農業が営まれています。
中でも落花生は生産量日本一の産地として知られており、高品質の落花生が栽培されており全国的にも高い評価を得ています。
農業に関する求人は具体的には、農作業スタッフや農産物の収穫や選別、出荷作業などの募集が行われています。
また、八街市では市内で新たに就農する農業者に対し、月額20,000円を最長2年を限度として交付する経済的支援農業後継者育成支援給付金事業を実施するなど、地域の農業発展に対するサポートも実施しています。
工業面では、いくつかの工業団地が存在しており、主に機械製造業や食品加工業が発達し、地元の経済を支えています。
観光資源も豊富な地域となっており、地元特産品である落花生をテーマにしたイベントや直売所、観光施設などがあり、関連する接客業やサービス業などの雇用に繋がっています。
地元企業や店舗での求人が多く、地域社会とのつながりを大切にする人にとって魅力的です。また、地元住民向けのサービス業や小売業の求人も多く、地域に根ざした仕事が見つかります。
農業関連の求人は季節労働が多く、安定した長期の雇用を求める人にとっては不安定な面があります。特に農繁期には多くの求人が出ますが、閑散期には仕事が少なくなる可能性があります。
