千葉県白井市
千葉県白井市で暮らす
千葉県白井市の住みやすさをまとめました
目次
千葉県白井市はどんなところ?
農業が盛んな静かな田園地帯であり、のどかな自然環境が特徴の街『白井市』
白井市は、千葉県の北西部にあり、面積は約35.48平方kmです。
北側は柏市と、東側は印西市と、南側は船橋市と、西側は鎌ヶ谷市と隣接しています。
人口は約6.2万人、世帯数は約2.7万世帯です。(2024年5月時点)
地形は、標高約20〜30mのほぼ平坦な下総台地と川沿いの低地からなり谷津田を形成しています。また、北部の手賀沼をはじめ、神崎川や二重川など複数の河川が流れています。
白井市は、千葉市まで約20㎞、東京都心まで約25㎞の距離にあり、南部を北総線と国道464号が平行する形で市を横断し、各駅周辺を中心に宅地化が進んでおり、都心部へも近い事からベッドタウンとしての役割を担っています。中でも街の東部にある千葉ニュータウンは県内最大規模の大型住宅団地で、白井市民の約半数がこの地域に住んでいます。一方北部は自然が多く残る地域で、都市としての利便性と豊かな自然溢れる地域としてのバランスがとれた地域として人気を集めています。
産業面では、果樹園栽培が盛んで、中でも明治以降広まった梨の栽培に力を入れており、100年以上の歴史がある品種「しろいの梨」は県外からも知名度が高く、全国有数の和梨の産地として有名です。
白井市の歴史は、旧石器時代や縄文時代の遺跡が残されており古くから人々が生活していた事がうかがえます。
江戸時代には、海産物を銚子から江戸へ運ぶための中継地として発展していました。
一方で、村のほとんどが旗本領となり、山林などは軍用馬の放牧地として利用され、新田開発や開墾なども積極的にすすめられていました。
昭和期の1964年に町制を施行して白井町となりました。
その後、高度経済成長期に入ると国道や工業団地の整備、千葉ニュータウンの開発などにより、市域の人口が急激に増加し、平成期の2001年、市制を施行して白井市が誕生しました。
現在の白井市は、北総線白井駅周辺を中心に住宅街や大規模な商業施設、中小規模の店舗が並ぶ商店街などが形成され、住環境の整った都市として整備されています。
また、北総線のもう一つの駅である西白井駅周辺は、千葉ニュータウンの一角を担い、歩道と車道が広く分けられ、地盤が強固とされる北総台地上にあり災害のリスクが低いとされる安全面でも高い評価を得たた地域として人気です。
白井市のおすすめスポットは白井そろばん博物館です。世界各国の珍しいそろばんの展示や、そろばんにまつわる文献や教本などを手に取って見ることができたり、そろばんの歴史を知ることができる博物館です。イベントなども積極的に行われており、そろばんに触れたことがない方でも楽しむ事ができる人気の施設となっています。
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千葉県白井市の交通事情はどう?
電車も通っているが、車を利用することが一般的な街『白井市』
白井市には北総鉄道北総線が走っており、『西白井駅』『白井駅』の2駅が存在します。北総鉄道北総線は、大部分の電車が京成電鉄京成線を経由し、都営地下鉄浅草線や京急線と接続しており、日本橋駅まで約40分、新橋駅まで約44分、品川駅まで約55分でアクセスが可能となっています。
また、羽田空港へ乗換えなしでアクセスできる電車もあるほか、一度乗換えれば成田空港へ行ける電車も発着し、主要駅まで快適にアクセスできる環境です。一般的に高いとされている運賃についても2022年10月には、約15.4%の運賃値下げが実施されるなど、今後も利便性の向上が期待できる地域です。
白井市幹線道路は、市の北西側の柏市と東南側の船橋市を結び白井市の中央を通る国道16号線と東側の印西市と西側の鎌ヶ谷市を結ぶ国道464号(北千葉道路)があります。
電車を使えば成田空港や羽田空港、都心の日本橋まで乗換えなしで行く事ができます。
北総線の運賃が改定され引き下げられたものの、まだまだ高く実用的ではありません。
千葉県白井市の家賃・住宅・土地相場はどう?
家賃相場や土地相場は比較的低めで、都心部に比べてリーズナブルな価格帯が多い街『白井市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1DKで6.7万円程度、2DKで8.1万円程度です。
土地の平均坪単価は約20万円/坪程度となっています。
白井市市域は、白井駅や西白井駅周辺を中心に、千葉ニュータウンの一角をなす振興住宅街が広がる地域で、地盤の強固な北総台地に広がり、災害などのリスクが少ない地域である上上に、商業・工業・住環境がバランス良く配置された地域として人気があります。
また、鉄道は都心や羽田空港や成田空港まで乗換えなしでアクセスできるほか、新たに区画整備された地域では歩道が広く緑も多い恵まれた環境にあります。
その上、各駅前の分譲マンションや駐車場付一戸建てが都心に比べて手頃な価格で手に入ることから、ファミリー層からの人気も高く都心のベッドタウンとして注目されているエリアです。
千葉県内でも比較的リーズナブルな価格帯で、首都圏からのアクセスも良いため、コストパフォーマンスが高いと評価されています。
都市部に比べて人口密度が低く夜間は閑散とする地域もあり、利便性が低く感じられることがあります。
千葉県白井市の子育て・教育はどう?
保育園や子育て支援が充実し、子育て世帯に優しい街『白井市』
白井市内には、保育園が5園、幼稚園が6園、小学校が9校、中学校が5校、高校が1校あります。
小児医療費助成は、0歳~18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限300円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。(一部対象外あり)また、1つの医療機関で、月ごとに入院11日、通院6回以降は自己負担を無料としています。
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
白井市では「教育環境や支援が充実した子育てしやすいまち」を目指し、様々な取り組みを行っています。例えば児童館や児童ルームのほか、テニスコートやプラネタリウムを併設した大規模な公園があり、子どもたちがのびのびと遊べる施設が充実しています。
また、子育て包括支援センターや子ども発達センターなど子育てに関する相談ができる施設も多数設置されており、同世帯の親子同時で触れ合える機会にもなっています。
病児・病後児保育や一時保育、しろいファミリーサポートセンターなど、共働き世帯のいざという時の子どもの預け先などをサポートする制度も多数あります。
比較的治安が良く、犯罪率も低いため、子供たちが安心して暮らせる環境が整っています。
一部の地域では公共交通機関の利用が不便であり、通学や習い事の送迎に車が必要な場合があります。
千葉県白井市のお買い物
ショッピングモールからスーパーまで揃っており、日用品には困らない街『白井市』
白井市のお買い物施設は、各駅周辺を中心に大型スーパーやホームセンター、ドラックストアなどが立地しており、日用品のお買い物に便利です。また、市を縦断する国道464号や国道16号沿いには、大型商業施設や飲食店などロードサイド店が点在しています。
農業がさかんな地域性を活かした市内で収穫された新鮮な農産物を購入できる直売所や市内を巡る移動販売車などが多数あります。中でもJA西印旛のやおぱぁくでは、梨の産地ならではの梨ゼリーやジュース、ジャムなど梨を使用した加工品を購入する事ができます。
白井市内には大型ショッピングモールはありませんが、隣接する鎌ヶ谷市の新鎌ヶ谷駅前へは北総鉄道北総線で1駅で行く事ができ、駅前には大型複合施設のアクロスモール新鎌ヶ谷やイオン鎌ヶ谷店があり普段使いする事ができます。
また、車で10~20分ほど行けば印西市のコストコホールセール 千葉ニュータウン倉庫店やカインズモール千葉ニュータウンなどへ行くことができるため、車があるとさらにお買い物の範囲が広がります。
そのほか市内には、ベルク・マルエツなどをはじめ約7店舗のスーパーがあります。
市内には大型スーパーが点在しており、価格も比較的リーズナブルで日常の買い物には困りません。
都心部に比べてデパートや専門店が少なく、ファッションやエンターテインメント関連の買い物には不便さを感じることがあります。
千葉県白井市の仕事・求人はどう?
地域内の小売業や農業関連の仕事が中心の街『白井市』
白井市の平均年収は378万円です。
白井市の産業は、昭和中期ごろまでは農業が主体でした。その後工業団地の造成により、いち早く企業の誘致をはじめ、現在では300社を超える企業が工業団地に立地する工業地域となっています。中でも「白井工業団地」は千葉県内の内陸工業団地でも最大規模を誇り、鉄鋼業やプラスチック製品、金属製品などの分野の高い技術力を有する豊富な業種の企業が数多く立地しています。
そのほかにも、都心のベッドタウンとして発展している地域であるため、教育期間や保育施設、医療機関や介護施設など生活に密着した業種の求人も一定数期待できます。
工業団地や物流センターが多く、製造業や物流業の求人が豊富で、比較的安定した雇用が期待できます。
都市部に比べて求人の種類が限られており、特に高度な専門職やクリエイティブな職種の求人が少ないです。