千葉県印西市
千葉県印西市で暮らす
千葉県印西市の住みやすさをまとめました
目次
千葉県印西市はどんなところ?
自然豊かな環境と利便性を兼ね備えた、子育て世代にも優しい街『印西市』
印西市は、千葉県の北部にあり、面積は約123.79平方kmです。
北側は茨城県北相馬郡利根町と、東側は成田市・栄町と、南側は千代市・佐倉市・酒々井町と、西側は我孫子市・柏市・白井市と隣接しています。
人口は約11.1万人、世帯数は約4.5万世帯です。(2024年6月時点)
地形は20~30m程度の平坦な下総台地が大部分を占め、南東部の印旛沼周辺や北西部の手賀沼や利根川周辺など河川沿いは谷津といわれる谷に切り込まれた低地となっています。
市域の4割が田畑、2割が山林、1割が宅地と自然環境が多く残されており、水田が広がる地域では、冬になると800羽以上の白鳥が飛来する美しい風景が見られる地域として有名です。
一方で千葉市まで約20㎞、東京都心まで約40㎞、成田空港まで約15㎞と良好な利便性を活かし、近年では圏内有数の住宅都市として発展しており、特にJR成田線沿いや千葉ニュータウンを中心に新興住宅街の開発が進み子育て世代の多く住むベッドタウンとしても知られています。
印西市に人が住み始めたのは、およそ3万年前の旧石器時代からとされています。弥生時代には手賀沼や印旛沼周辺に水田が形成されていたとされており、当時の遺跡が数多く発見されています。
江戸時代には、徳川家康による利根川の大規模な河川改修で、利根川が江戸湾から銚子方面に付け替えられ、印旛沼と手賀沼が造られました。これにより利根川水運が発達し宿場町として栄え銚子から江戸への中継地点として賑わっていました。
明治時代になっても利根川の水運は重要な物資の輸送路として栄え、また成田鉄道が開通した事により、人と物の交流がさかんになり主要駅周辺を中心に街が形成されていきました。
昭和期の1954年、木下町、大森町、船穂村、永治村の一部が合併して印西町となりました。
その後も宅地開発がさらに進展し、1984年には強固な地盤として注目され住宅地としての開発が進んでいた千葉ニュータウンの入居が開始され、千葉ニュータウン駅も開業しました。ニュータウンへの入居開始から人口が増え続けた事により、1992年には人口5万人を突破しました。
そして1996年、市制を施行して印西市が誕生し、2010年に印旛村、本埜村との合併を経て市域を広げました。
現在の印西市は、千葉ニュータウン中央駅周辺を中心に分譲マンションや一戸建てなど市街地を形成し、広大な土地を活用した大規模商業施設も数多く立地する北総エリアにおける一大ショッピングゾーンを築いています。
印西市の東南部にあたる旧印旛村地区は、大規模医療機関である日本医科大学千葉北総病院があり宅地化も進む一方、谷津田をはじめとした自然も多く残されており、樹齢400年を超えるる孤高の一本桜「吉高の大桜」などの観光名所もあります。
また「サバイバルゲームの聖地」としても有名で、平賀地区にあるサバイバルゲームフィールド UNION BASEは多くのサバゲーファンが集まる人気スポット。自然を利用したダイナミックなフィールドに障害物や現像物を配置しリアルなゲームが楽しめる事からたくさんのプレーヤーが訪れます。
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千葉県印西市の交通事情はどう?
多彩な交通アクセスで都心や空港へのアクセスが便利な街『印西市』
印西市には、JR成田線・成田スカイアクセス・北総鉄道北総線の3路線が走っています。JR成田線には『小林駅』『木下駅』、北総鉄道北総線には『印旛日本医大駅』『印西牧の原駅』『千葉ニュータウン中央駅』の5駅が存在します。2010年に開業した成田スカイアクセスは、成田空港と都心を結ぶ特急電車で、『千葉ニュータウン中央駅』『印旛日本医大駅』の両駅にも停車し利便性が向上しました。
印西市の幹線道路は、東側の成田市と西側の白井市を結び印西市の中央を横断する国道464号(北千葉道路)と印西市の北部を東西に横断する国道356号線があります。
2010年に開業した成田スカイアクセスは、成田空港と都心を結ぶ特急電車で、千葉ニュータウン中央駅・印旛日本医大駅の両駅にも停車し利便性が向上しました。市内で利用できる路線バスは、ちばレインボーバス・ちばグリーンバス・鎌ヶ谷観光バス・なの花交通バス・大成交通が運行しています。
電車は東京都心や成田空港へ乗換えなしで行けてアクセスが良いです。車は道幅の広い道路が多く運転しやすいです。
北総線の日本一運賃が高いと言われています。道路は休日には慢性的に渋滞する道が多いです。
千葉県印西市の家賃・住宅・土地相場はどう?
強固な地盤と災害に強いエリアで、家賃相場もリーズナブルな街『印西市』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで6万円程度、2DKで8万円程度です。
土地の平均坪単価は約18万円/坪程度となっています。
印西市は、千葉ニュータウン地区を中心に地盤が強固で災害に強いエリアとされており、大企業のデータセンターが数多く立地しています。宅地としての価値も高い地域と言えそうです。
主要駅周辺を中心に再開発が進み、新しい住宅地や商業施設が増えており利便性の向上が期待できる地域です。
開発が集中するエリアでは住宅価格が上昇傾向にあり、手頃な価格での購入が難しくなる場合があります。
千葉県印西市の子育て・教育はどう?
充実した子育て支援と自然豊かな環境で安心の子育て生活が送れる街『印西市』
印西市内には、保育園が19園、幼稚園が9園、小学校が17校、中学校が10校、高校が1校、短大・大学が4校、専門学校が1校あります。
小児医療費助成は、0歳~18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもは、入院・通院ともに保険診療の自己負担額から1回につき上限200円を控除した額を助成、調剤に関しては全額補助の対象としています。(一部対象外あり)また、1つの医療機関で、月ごとに入院11日、通院6回以降は自己負担を無料としています。
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
印西市では様々な子育て支援を行っており、特に共働き世帯に便利な制度が充実しています。例えば保護者の就労などにより病気中や回復期の子どもの保育が困難な場合に市内の施設で預かってもらえる制度や、事前の利用登録する事により、保育施設や教育期間まで子ども送迎してくれたり預かってもらえるファミリーサポートセンター制度などがあります。
自然豊かな印西市では、公園や子どもの遊び場も充実しており、児童館や子育て支援センターなど、親子で参加できるイベントを開催している施設もあり子育て環境が充実している地域と言えます。
比較的新しい街が多く、整備された道路やキレイな街並みと自然環境も豊かで子育て環境に恵まれています。
高校など通学で北総線を利用する場合、運賃がとても高く費用がかさみます。
千葉県印西市のお買い物
便利なショッピング施設が充実!買い物がしやすい環境の街『印西市』
印西市は、千葉ニュータウン中央駅や印西牧の原駅の駅前を中心に大型ショッピングモールなどが立地しており、お買い物がしやすい環境にあります。また、主要道路である356号沿いにもロードサイド店舗が点在しています。
千葉ニュータウン中央駅周辺には、イオンモール千葉ニュータウン、フォルテ千葉ニュータウン店、アルカサール、アクロスプラザ千葉ニュータウン南など、大規模な商業施設から中規模の店舗など様々な形態のお店が集結しています。
また、印西牧の原駅周辺は、 BIGHOPガーデンモール印西、牧の原モアなど大型のショッピングモールが集結する賑やかなエリアです。
そのほか市内には、カスミ・マルエツなどをはじめ約12店舗のスーパーがあります。
駅からすぐの場所に大型ショッピングモールのあるエリアが多く、利便性が高いです。
大型ショッピングモール周辺の道路や施設内の駐車場が休日を中心に混雑します。
千葉県印西市の仕事・求人はどう?
産業の多様性と発展が魅力!安定した求人が豊富な街『印西市』
印西市の平均年収は399万円です。
印西市は、都心部や成田空港へのアクセスの良さを活かした物流業がさかんです。
また、千葉ニュータウンを代表する新興住宅の開発が盛んなことから、建設業や不動産業の求人も数多くあります。
街の南部には「松崎工業団地」が立地しており、流通業のほか、食品など製造業の企業や工場も多く立地しています。
また、強固な地盤を持つ特性を活かし、災害へのリスクヘッジとして世界中から注目されており、多くの金融期間が事務センターを建設したり、海外企業のデータセンターなどが次々と建設されており「情報城下町」とも呼ばれています。
そのほか、北総線を中心とする主要駅周辺には、大型ショッピングモールなどの商業施設が数多く立地しており、接客やサービスなどの求人も安定して需要があります。
千葉ニュータウンの開発により、大型商業施設や企業の進出が進んでおり、多くの雇用機会が生まれており、ショッピングモール、スーパー、飲食店などのサービス業の求人が多いです。
都心部に比べると給与水準が低めの傾向にあります。